企業インタビュー

株式会社 ジェイテクト

人事部 人材開発室長 水畑 恭平様
株式会社ジェイテクトロゴ

「株式会社ジェイテクト」は、トヨタグループ主要16社に属する機械・自動車部品製造会社。事業領域は主に「自動車関連」「軸受(ベアリング)」「工作機械・メカトロニクス」。
「自動車関連」では、大事な走る機能を担うステアリングシステムや駆動部品を、世界中の主要な自動車メーカーに提供しています。
また、あらゆる機械装置において必要となる“回転部分”を支える「軸受」や、機械を作るための機械「工作機械」の分野でも活躍するなど、部品メーカーでありながら、工作機械技術を併せ持つ、世界でも数少ない企業です。
お客様の期待を超える価値を提供する「価値づくり」
世界を感動させる「モノづくり」
自ら考え行動する人材を育てる「人づくり」
この三本の柱を掲げ、No.1 & Only Oneの更なる強化を目指していきます。

電動パワーステアリングや研削盤などNo.1&Only Oneのモノづくりで社会を支えるジェイテクト。
機械系人材に加え、特に情報系や電気系で強みを持つ方への期待が高まっています。

貴社の歴史(沿革)についてご説明ください。
1921年創業の「光洋精工」と 1941年設立の「豊田工機」が 2006年に合併して、「ジェイテクト」になりました。まさしく『歴史ある若い会社』です。
旧両社が得意としていたパワーステアリング事業は、この合併により世界シェアNo.1を誇る基幹事業になり、また軸受や工作機械でもそれぞれ今日まで重要な地位にあります。
これからは自動運転への対応や工作機械のIoE(Internet of Everything)、さらに、パワーアシストスーツの開発を始めるなど、新しい領域へも積極的に踏み込んでいます。
市場での貴社の優位性・強み・今後の成長戦力について教えてください。
世界的に進む高度運転支援(ADAS)の開発加速の中、特に「曲がる」機能を司る当社のステアリングシステムは極めて重要な位置づけにあります。
レクサスブランドのフラッグシップクーペ「LC」には当社の「ラックパラレルEPS(電動パワーステアリング)」が搭載されていますが、この部品となる軸受も自社で新規に開発し内製したものです。
工作機械・メカトロニクス事業で推進中のIoE(Internet Of Everything)では、「人と設備が強調し、人の知恵が働く、人が主役のスマートファクトリー」をテーマに、当社の軸受工場の量産ラインでシステムの試行・テストを実際に重ねています。
このように 複数の事業がバラバラに伸びるのではなく、常に相互に作用しあうことこそがジェイテクトの強みであり、経営面・技術面両方のさらなる成長をもたらしていると思っていますし、当社に興味を持たれた皆様に対して積極的にアピールしている点です。
貴社含めグループに共通する企業カルチャーにはどのようなものがありますか。
グループ共通の価値観として「JTEKT WAY」の浸透に力を入れています。
「お客様視点」「当事者意識」「和して厳しく」「技に夢を求めて」「たゆまぬ改善」…
これらは、先人から受け継いだ暗黙知と、未来に必要な価値観をまとめたもので、各国語の翻訳版を通じ、世界中の当社グループ拠点で教育・浸透活動を続けています。
日常的な「雰囲気」としては、これまでのキャリア入社の方から頂いたレスポンスの中で「発言しやすい」という感想は印象的でした。
役職の上下、経験の有無、長幼の序なく“言いたいことを言わせてくれる雰囲気”は、チームが成長するうえで大事なことですが、とはいえ いくら制度として呼びかけても根付くものではなく、各職場で生まれ育つものです。「社風」という言葉で大きな集団を画一的に括ることには抵抗があるのですが、この雰囲気は、私自身も常にあちこちで感じているので、きっと本当であり、「強さの源泉」として誇れるものと思っています。
中途採用を含む、貴社の人材育成において基本となる考え方について教えてください。
最も大切にしているのは日常業務を通じた従業員教育(OJT)に支えられる「自己啓発」です。
それらを効果的なものにする為に欠かせない要素は「Off-JT(研修等)」による知識の補完・充実と、「キャリア形成」による中長期的な個人の育成計画=成長戦略です。
知識付与の方法として代表的なものは「技術教育講座」です。 製品知識はもちろん、製造工程の知識や品質・原価管理・生産方式など 当社の社員として必要不可欠なテーマについて100種類以上の講座を設けています。各事業場からTV会議で聴講できますので業務への影響も小さく、常に新入社員・異動者など、さまざまな層の社員が多数詰めかけています。
貴社を志望する方や、潜在的な候補者の方へのメッセージをお願いします。
繁忙職場に来て下さる中途入社の仲間に対する歓迎ムードは強いです。
従来の機械系人材に加え、特に 情報系や電気系で強みを持つ方への期待が高まっています。 多くの「No.1」製品を有する一方で、それに甘んじることなく、常にチャレンジを続ける精神は広く浸透しており「Only One」を生み出す源泉となっています。
皆様の加入により強くなるジェイテクトで「No.1 & Only One」の領域をさらに増やしましょう!

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