働き方変革に取り組み、働く環境への改善は惜しみません。
仕事を楽しみ、仲間を大切にしながらプロフェッショナルとして常にお客様第一の視点で、新しいことにチャレンジできる人材を求めています。

貴社の歴史（沿革）についてご説明ください。

「ITと自動車事業が融合する時代が来る！」と予見し、現トヨタ自動車社長・豊田章男氏（当時弊社社長・現相談役）と現社長友山茂樹が発起人となり、「ITによってお客様との接点を作る」という思いで2000年に創設されたのがトヨタコネクティッドです。
インターネットもあまり普及していない時代の中で、音楽やチケットの販売、そして新車や中古車の商談予約ができる「コンビニ向けの端末」の開発から始まり、その後2002年には「お客様との接点は、車の中にこそ作るべきだ！」と車載情報サービス『G-BOOK』を開発しました。それが現在までに『G-BOOKｍX』『レクサスG-Link』『T-Connect』へと進化してきました。また、国内だけではなく、「北米」「中国」「タイ」「中近東」へと順次拡大し、今や当社の主軸のテレマティクス事業へと発展しました。
当社には、テレマティクス事業を含め4つのビジネスドメインがあります。
様々なメディアを通じてユーザーが求める情報を発信できる仕組みを作り、現在ではトヨタグループの16のWEBサイトの企画・開発・運営・管理を行っている「デジタルマーケティング事業」。お客様と販売店の長期的な信頼関係の構築を目的に、トヨタ生産方式と現場で培ったノウハウに基づき、現地現物で徹底的に改善を行う「ソリューション事業」。IoTを活用し、世の中にまだ存在しないサービスを創造することで、より安全で快適な「カーライフ」の提供を目指す「スマートコミュニティ事業」です。
事業の幅が広がりつつある今でも、創業の思い「ITでお客様との接点をつくる」ことを忘れず、トヨタ自動車のコネクティッド戦略の元、これからもお客様の期待を超える進化を続けてまいります。

市場での貴社の優位性・強み・今後の成長戦略について教えてください。

2016年11月、トヨタ自動車は本格的なコネクティッドカー時代を迎えるにあたり、全車のコネクティッド化やビッグデータを活用した新たなモビリティ社会の創出を目指す“コネクティッド戦略”を発表しました。
それはまさに、当社が、これまで培ってきた「クルマとIT」の最先端技術・ノウハウを用いて、コネクティッド戦略をグローバルに進める中核企業としての役割を担っていくということ。今回の社名変更は、その役割を明確化したものとなります。
走る、曲がる、止まる、そしてつながる。つながるクルマ・つながる社会はまだ始まったばかり。毎年数百万台のお客様との接点を世界中に創出していると考えると、当社のビジネスの可能性は無限大です。

貴社を含めグループに共通する企業カルチャーにはどのようなものがありますか。

どんなに高度な情報システムやネットワークでも、それを創造するのは「人」です。
私たちが大切にしていることは、一つひとつの仕事に「未来を伝える想い」を込めること。それは、社員一人ひとりの夢と情熱を未来につなぎ、未来に伝えることが、人、企業、社会の豊かで明るい成長につながると確信しているからです。
当社の行動指針でもある「謙虚」「感謝」「信念」そして「情熱」こそが、企業カルチャーだと思っています。

中途採用を含む貴社の人材育成において、基本となる考え方について教えてください。

当社は創業時のベンチャー精神を忘れず、つねに新しいビジネスやサービスを創造していく役割を担う会社です。扱う領域は多岐にわたり、従業員一人ひとりのキャリアやプロフェショナル領域にも多様性があります。
そのため、成長したい人が必要なスキル・ノウハウを獲得するための機会を提供することを惜しみません。
人事制度とリンクした教育制度も充実し、外部との教育機関とも連携しながら、情熱を持って粘り強くチャレンジする人材を育てていきたいと考えています。

貴社を志望する方や潜在的な候補者の方へのメッセージをお願いします。

当社は創業17年目とまだまだ若い会社です。設立当初より積極的にキャリア採用を行っており、中途採用者が多く活躍しています。そのため、人事制度においても年齢、性別、入社年数等ではなく、その役割に応じて評価する等級制度を採用し、やる気のある人、意欲の高い人が活躍できる仕組みを作っています。
また、女性の活躍推進が言われる昨今、弊社の女性の割合は50％を超え、育児制度・短時間勤務制度など女性が働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んでいます。
働き方変革に取り組み、働く環境への改善は惜しみません。仕事を楽しみ、仲間を大切にしながらプロフェッショナルとして常にお客様第一の視点で、新しいことにチャレンジできる人材を求めています。